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外来のご案内 消化器内科(大腸内視鏡)

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胃内視鏡と大腸内視鏡を同日に行うことができます

大腸内視鏡を受けるハードルは高いと思いますが、苦痛を抑えるために最大限配慮して検査を行っています。

早期大腸がんは内視鏡治療で根治できる可能性が高い疾患です。腹部症状がある方は早期の検査が望まれます。初めての検査で不安が強い方や前回の検査がしんどかったなどの理由で検査を受けることを躊躇されている方は、一度当科へご相談ください。

仕事が忙しく、胃内視鏡、大腸内視鏡を別日に受けるのが難しい方は、1日で食道がん、胃がん、大腸がん検診を受けられますので、忙しい方には時間を有効に使っていただけます。

大腸内視鏡の対象となる症状、疾患

症状

  • 腹痛、腹部膨満感
  • 下痢、便秘、便通異常
  • 血便、便潜血陽性
  • 体重減少、食欲不振など

疾患

  • 大腸がん、大腸ポリープ
  • 潰瘍性大腸炎、クローン病
  • 過敏性腸症候群
  • 薬剤性腸炎、虚血性腸炎など

症状が乏しくても40歳以上の方は一度検査を受けられることをお勧めいたします。
検査への不安もあると思いますが、当科ではできる限り苦痛を抑える努力を行っています。

<がんの罹患数(男女計):2018年調査>
1位 大腸がん
2位 胃がん
3位 肺がん

大腸腫瘍の一例(日帰りポリープ切除を行いました)

上行結腸に約20mmの腫瘍を認め、インジゴカルミンを散布し観察。
NBI(Narrow Band Imaging)拡大観察で内視鏡治療可能と判断。病変の下に薬液を注入し病変を挙上させました。
(NBIは粘膜表層の毛細血管や表面微細構造が強調表示されるオリンパス独自の光デジタル法による画像強調観察機能です。)
スネアで病変を絞扼後、通電して病変を一括切除しました。
創部をクリップで縫縮して終了。

早期大腸がんは内視鏡治療で根治が可能です。早期発見には便潜血検査のみでは困難です。早期発見、早期治療のためには大腸内視鏡が必要と考えます。

検査の苦痛を抑えるために

鎮静剤

 

胃内視鏡検査を受けるのがつらいという方々には検査の際に鎮静剤を投与し検査を行っています。鎮静剤により浅く眠った状態で検査を受けることができます。

挿入法

検査時の痛みは内視鏡により腸を過伸展させることで生じます。当科ではできるだけ腸を進展させず、最短距離で盲腸まで到達させる軸保持短縮法により検査を行っています。腸の長さや癒着などにもよりますが、観察のみであれば約15分で終了します。

炭酸ガスを使用

検査後の腹部膨満感は、観察時に空気を入れるために起こります。当科では炭酸ガスを用いて検査を行っています。炭酸ガスは空気の約100倍のスピードで吸収されるため、検査後の腹部膨満感の軽減に役立ちます。

下剤の工夫

検査はしんどくないが、下剤の量、味の面から飲むのがつらいという方もおられます。当科では胃内視鏡と大腸内視鏡を同日に受けられる方のみですが、胃内視鏡の終了時に下剤の半分を十二指腸で散布し、胃カメラ終了後に残りの半分をご自身で飲んでいただくことができます。口から飲んでいただく下剤を半分にすることで下剤の苦しみを軽減することができます。ただし、口から下剤を飲むほうが生理的ですので、どうしても下剤が無理という方のみ対象となります。

日帰り大腸ポリープ切除が可能

大きさや形状、部位にもよりますが、検査を受けてポリープを認めた場合はその場でポリープ切除を行っており、検査と治療を同時に行うことができます。切除するために入院してもう一度検査を受ける必要がありません。ただし、ポリープの大きさ、個数、部位によっては、入院治療が可能な病院へご紹介のうえで後日の切除となります。

検査機器

拡大内視鏡

オリンパス社製の内視鏡を用いています。高解像度で正確な診断が可能です。早期大腸がんの診断を正確に行うことができます。ポリープの表面を拡大観察することで腫瘍/非腫瘍の鑑別や内視鏡治療が可能な病変か外科手術が必要な病変かの鑑別を行います。

良い大腸内視鏡医選びでお悩みの方へ

日本全国に多数の大腸内視鏡医がいますが、楽に安全で正確な検査を受けるための判断が難しく、結局受けることができない方も多いのではないでしょうか。私見も含みますが以下の要素が重要と考えます。

挿入法にこだわりがある

内視鏡を肛門から盲腸に進めていく方法(挿入法)にはいくつかの方法があります。各ホームページでは「〇〇法」と書かれています。しかし、〇〇法と言われても、どういう方法なのか、どの挿入法が最も優れているのかが分かりにくいと思います。大切なのは、その挿入法にこだわりを持ち、その方法を徹底的に追求しているかどうかということです。

当科では昭和大学横浜市北部病院消化器センターの工藤進英先生に師事し、軸保持短縮法で検査を行っています。

経験件数が多い

私見ではありますが、大腸内視鏡の経験が約5,000件程度あれば安定的に検査を行えると考えます。大腸内視鏡の技術のベースとなるのが胃内視鏡ですが、そちらも同程度の経験件数があることが望まれます。

当院の消化器内科医は、約3万件の内視鏡経験がある内視鏡専門医です。(胃内視鏡:約16,000件、大腸内視鏡:約14,000件)

挿入が早く、観察が丁寧

検査時間は短ければ短いほど良いと思われるかもしれませんが、観察をおろそかにすることはできません。
腸の長さや形の難しさにもよりますが、平均的には挿入に3~5分、観察に10分の合計約15分で検査を行っています(ポリープ切除は含まず)。観察時間が6分以下では見逃しが多くなると言われています。

自分の技術に謙虚である

検査を重ねていくと一定の割合で挿入が難しい症例に遭遇します。もちろんそういう症例でも検査を完遂させますが、合併症のリスクが高いと判断した場合は途中で検査を断念することがあります。断念するタイミングが重要と考えます。

腺腫検出率が高い

腺腫とは大腸がんになる前の状態の良性腫瘍のことです。腫瘍検出率とは1回の大腸内視鏡で腺腫を見つける率のことです。一般的には腺腫検出率は約25%です。つまり、100人検査をすれば25人に腺腫を見つけるとういことです。当科では約45%の検出率です。検出率を1%上昇させると大腸がんのリスクを3%低下させることができると言われています。

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